「こころ」を知って一歩前へ

心身一体。心と身体は繋がっています。心に元気がないと身体は動いてくれません。そんなこころの正体を知り、人生を明るくポジティブに生きるための情報を提供するブログ。

一つの側面だけを見る怖さ

こんばんは。

氷川きよしのロック調の曲に感動した今日この頃です。

 

 

今日は摂食障害について書いていきたいと思います。

 

 

摂食障害は、ある小さな出来事、太っていると友人に言われた経験や、自分のことが醜いと思ったり、何かのきっかけによって、体型への意識の偏りのことを指します。

 

 

それに伴って、精神症状や行動異常が現れる病気です。

 

 

過剰に食事制限をして、ガリガリになってしまい、食事をほとんど取らなくなったり、水分摂取しなくなり、命の危機に陥ったりします。

 

 

症状発展への段階は5段階あり

 

①悩みや失敗体験から自分へのこだわりが生じる。

 

②悩みや失敗を解消するため、食行動(過度な食事制限など)が用いられる。

 

③体重減少による達成感から痩せの維持を図る。

 

④空腹感、満腹感が失われ、体重恐怖が生じる。

 

⑤無力感に支配され、自分がわからなくなる。

 

体重が減少することにより、精神異常が起こるのです。

 

 

摂食障害を発症するする人は、どこか自分に自信がなく、それを補う努力をした結果、自分がわからなくなるという、努力をしたにも関わらず、それが裏目に出てしまっています。

 

 

太っているという理由で振られたり、いじめを受けたり、大小ありますが、誰でも体型で悩んでいることはあると思います。

 

 

この裏にあるのは、愛情が注がれていないと感じたり、自分はダメな人だと考えてしまうメンタルの部分から来ていることが多いのではないでしょうか。

 

 

その人の理想に向かっていくことは、とても素敵なことで、目標に向かっている最中は、気持ちも、モチベーションも維持されると思います。

 

 

誰かに認められたい、愛されたいという気持ちをバネに、頑張れる人は、とても素敵な人だと思います。

 

 

そういった、頑張っている姿を、自分で認めてあげてください。

 

 

もし、摂食障害に悩んでいる方がいるとしたら、周りが認めてあげて欲しいです。

 

 

そうすることで、その人が過度になりすぎることが軽減するかもしれません。

 

 

自分に優しく、周りにも優しくしてあげてください。

 

 

どんな人にも、得意な部分、苦手な部分があります。

 

 

話は逸れますが、ツイッターなどでイラストを描いている「描き子」さんがこんなことを言っていました。

 

 

「よくあの人は繊細な人だね、あの人は雑な人だねというけれど、誰でもある部分は繊細な部分があるし、ある部分は雑な部分がありますよね。その一部分を切り取って、すべて繊細、すべて雑だというのは、ちょっと違うんじゃないか」

と話されていました。

*もし興味がある方は、ツイッターで描き子さんのページを見てみてください。

 

 

私も、よく「ほんまテキトーやな」って言われることが多いのですが、確かにテキトーな部分もたくさんあって、それはそれで確かにと思っているのですが、自分では繊細な部分もあると思っていて、そういった様々な側面を理解しておくことが大切なんだと感じています。

 

 

また、人と関わるときも、一つの側面から見ずに、いろんな側面から見ることが大事なんだとも気づかされました。

 

 

意外と苦手な人に対しても、別の方向から見たら、共有できたり、素敵な一面が見えることがあるかもしれませんね。

 

 

かなり脱線しましたが、摂食障害も心の病です。

 

 

みんなで認め合って生きていきたいものです。

 

 

それでは、また。