あなたの隣にいる人はどんな人?
「人は誰でも、あらゆる人と似ていて、一部の人と似ていて、誰にも似ていない」
クライドクラックホーンより
いったいどれだけ本を読んだらこんな名言が出るのでしょうか。
今日は、他者のことをどのように自分は見ているかについて書いていきたいと思います。
自分のことをどのような人だと思っていますか?
友達や恋人のことをどのような人だと思っていますか?
例えば、レストランで見知らぬ人が、料理に対してクレームを言っているとします。
その人の行動を見て、あなたはその人をどう言った人だと感じますか?
ある人は、ただただ嫌悪感を抱いて、嫌な人だと感じるでしょう。
また、「今日は何か嫌なことが合ったのかもしれない」と思う人もいるかもしれません。
強気な人だ、男らしいと感じる人もいるでしょう。
これは、ある一編だけを見た人の評価にすぎませんが、人はその人の主観で評価が大きく変わります。
また、その評価というのは、自分をどのように見ているかが軸となっているのです。
悲観的に物事を見る人は、悲観的に見やすく、楽観的に見ている人は楽観的に見やすくなります。
また、一緒にいた友達がいたとしたら、その友達のことを考えて怒っているのかもしれません。
このように、環境によっても変わってきます。
評価基準は、たいてい形容詞で表現します。
「良い、悪い」「内向的、外交的」「差し込み口がある、ない」などです。
良い、悪いの評価はかなり広義な場面で使用できます。
一方差し込み口がある、ないはかなり限定的な意味合いで使われます。
内向的、外交的はその中間に当たります。
これらの基準を使って、客観的に判断しているように見えますが、評価している人の経験や感情が大きく影響して、「客観的な評価」となっているのです。
人の評価を気にしすぎる人がいます。
しかし、他者の評価は水もので、同じことをしていても日々評価は変化することを覚えておいたほうが良いと思います。
逆に、人の評価を気にする時間があったら、自分の評価基準をより細かく明確に見れるように鍛えておいた方が良いでしょう。
その細かい評価基準を自分に当てはめることができたら、誰よりも客観的に自分を見て、今の行動が果たして、悔いのない行動が取れているのか、判断できるはずです。
そうしたら、周囲を気にすることはなくなっていくのではないでしょうか?