「見えない病気」の脳で起こっている現象とは。。。
こんばんは。
左利きですが、キャッチャーを始めました。球春到来!
今日は、うつ病などの精神病で、脳ではどういったことが起きているのかを話していきたいと思います。
少しマニアックな話になるのですが、良かったら最後まで呼んでください。
まず脳の一番大きな部位として「大脳」があります
この大脳には、約1000億個の神経細胞があります。
一つの神経細胞は0.01mm でかなり小さいです。
この小さい神経細胞が集まって大脳が出来ています。
神経細胞には、樹状突起と呼ばれる神経細胞から電気刺激を受け取るアンテナがあります。
樹状突起が受け取った他の神経細胞からの電気信号は、出力装置である軸索という細長い紐のような通路を通って次の神経細胞に伝達されます。
軸先の先にはシナプスと呼ばれる部位があり、この部位を介して、次の神経に電気信号を伝えていきます。
ここで注目したい電気信号が「神経伝達物質」と呼ばれるものです。
神経伝達物質には
などがあります。
これらの神経伝達物質がうまく流れない時に精神疾患は引き起こすのです。
うつ病はセロトニン、ノルアドレナリンの放出が少なくなり、発症します。
ここで一つ思うことがあります。
職場や学校で、自分はうつ病なんじゃないかと悩んでいる人
周りにうつ病じゃないかと思う人がいる人
うつ病は、風邪で熱を出したり、骨折したりするのと一緒で身体の一部に異変が起きているのです。
風邪を引いて熱が出たら皆さんはどうされますか?
病院へ行って薬をもらいますよね?
うつ病も同じです。病気なんです。
自然に治癒する人もいますが、身体に異変が起こっていることを理解してあげてください。
精神科に行くことを躊躇する人もいるでしょう。
でも、内科に行くのと精神科に行くのは何が違うんですか?
異変に気付いて、薬を飲めば必ず良くなります。
精神疾患の理解が広まって、重篤化する前に気付いてあげれられることを願っています。