トラウマの裏に隠れていること
こんばんは。
コーヒーの苦さと酸っぱさがちょっとわかるようになってきた今日この頃です。
今日は、トラウマについて話していきたいと思います。
皆さんは、過去に嫌な経験や、今でも思い出してしまうことはありますか?
過去に経験したことと似たような状況に遭遇した時に、何かしらフラッシュバックすることはよくあると思います。
以前「解離性障害」の話で、記憶が急に飛んでしまうことがあるという話を致しました。
例えば、職場で常に、激しいパワハラを受けていたとして、そのストレスから、記憶が飛んでしまうことがあるとします。
そして、記憶障害の時に、併発して耳が聞こえなくなったり、お腹が痛くなったりすることもあるでしょう。
そういった、身体的なところにも影響してくる人は、過去に同じような経験をしていることが多いです。
幼少期に親にお腹を殴られた経験がある人などは、職場で大きなストレスを感じた時にお腹が痛くなることがあると言います。
幼少期のDV以外にも、緊張するときにお腹が痛くなったりするのも似たような状況ではないでしょうか。
このように、過去の経験が、脳の記憶に残り、同じような経験をした時に身体的な部分にもフラッシュバックしてくることがあるのです。
今回伝えたいのは
直近で起こったトラウマは、過去の自分と何らかの形で関係しているということです。
そのトラウマの裏にはどういった背景があるのか。
その人の形成されている性格や現在行なっていることには、必ず過去の自分の経験に関係していると考えています。
そういった視点で見ると、その人の発想や考え方には、それなりに構築してきた何かがあるのです。
人は、言葉や行動と反して、考えていることや意図していることが違うことが多くあります。
この相手の本当に思っていることや考えていることを読み取ることは容易ではありません。
私もめちゃくちゃ苦手です。
でも、そういった背景をイメージして人と関わることはとても重要なことではないでしょうか。
全てを鵜呑みにするのではなく、相手の性格や生活をイメージして対話すれば、もっと深く相手のことを知ることができるのかもしれませんね。
人は大小あれどトラウマはあると思います。
周りの人の行動や発言を読み取って、同じ目線で人と関わりたいものですね。