今日から始める認知症マスター
こんばんは。
最近認知症の方と関わることが多いので、これから気のすむまで認知症について書いていきたいと思います。
今日は認知症の基本的な概念から書いていきます。
認知症は、人類が発生した当初から気づかれていたようで、「耄碌(もうろく)」とかつては呼ばれていたようです。
しかし、当時は平均寿命が50歳程度でさほど問題視はされていなかったようです。
しかし、それから徐々に平均年齢が上がっていき、今では人生100年時代とまで言われています。
そんな中で認知症の最大の危険因子は「加齢」です。
65歳以降5年ごとに倍増し、85歳以上の25%は認知症と言われています。
認知症とはそもそも何なのか。
それは「生後いったんは正常に発達した認知機能が、ある時点から持続的に低下する」と由来されています。
知的障害と似た状態に思われますが、知的障害は先天的なもので、正常にあった人が加齢で認知機能が低下していくことを「認知症」と呼ぶのです。
次回は、認知症の症状について書いていきたいと思います。
それでは。