「こころ」を知って一歩前へ

心身一体。心と身体は繋がっています。心に元気がないと身体は動いてくれません。そんなこころの正体を知り、人生を明るくポジティブに生きるための情報を提供するブログ。

認知症は治る?!

こんばんは。

 

 

今日は、私の実体験からの話をさせていただきたいと思います。

 

 

私には祖父がいます。

 

 

とっても元気なじいちゃんで、昼間は畑仕事やグランドゴルフなど毎日忙しく、充実した毎日を過ごしていました。

 

 

しかし、数年前に祖母が亡くなり、その数ヶ月後に転倒して腰椎を圧迫骨折しました。

 

 

それから、じいちゃんはすっかり元気を無くしてしまい、物覚えが悪くなったり、怒りっぽくなったり、認知機能は明らかに低下していました。

 

 

病院でも認知症と診断され、これから施設へ入るしかないかと家族みんなが考えていました。

 

 

しかし、リハビリの甲斐もあり、祖父の骨折はだんだん良くなり、体が良くなっていくのと同時に、本人の意欲もどんどん上がっていき、数年前と同じとまではいきませんが、パソコンや家での家庭菜園くらいはできるくらいに回復したのです。

 

 

そして、認知機能も改善が見られました。

 

 

これは一体何が起こったのでしょう。

 

 

認知症が治ったのでしょうか。

 

 

これは、私なりの考えですが、祖父は認知症だったのではなく、うつ病だったのではないかと思っています。

 

 

祖母の死と腰椎圧迫骨折により動けなくなったことによって、意欲が低下し、うつ症状によって認知機能が低下したのではないかと思っています。

 

 

最近では、高齢者のうつ病も増えてきています。

 

 

認知症うつ病による認知機能の低下の決定的な違いは脳の萎縮ではないかと思います。

 

 

うつ病の認知機能の低下は、一時的なものであり、改善する可能性があります。

 

 

しかし、認知症は脳自体が萎縮してしまうため、改善が困難なのです。

 

 

しかし、見た目だけでは認知症うつ病の違いは判断がつきにくいと思います。

 

 

もしうつ病による認知機能の低下であったら、改善は確実に見込むことができます。

 

 

諦めないで!本人の体と心にどうか向き合ってあげてください。

 

 

どうかお互いが良好な関係を築くことができることを願っています。